テニスマスターズの優勝賞金は？
テニスのマスターズの優勝賞金はどれくらいなのでしょう。
また準優勝、ベスト４に残ると…など、気になるお金の話をまとめてみました。
年間９大会開催されるマスターズ。
現在、錦織圭選手も優勝目指して奮闘中ですが、
なかなか難しいですね。
そのハイレベルな戦いであるマスターズですが、
優勝するとどれくらいのお金がもらえるかご存知ですか？
それを語るにはまず、マスターズとは、「ＡＴＰ１０００」という大会であり、
優勝すれば１０００ポイント獲得できるトーナメントだという
カテゴリーの別名であることを知っておく必要があります。
獲得ポイントは同じですが
９大会それぞれに開催場所はもちろん、
ドロー数、スポンサー、賞金は違ってくるのです。
ですがだいたいでいいますと、
優勝賞金は１億円１千万円くらい
と考えてよいでしょう
（もちろん外国で行われる大会なのでドルもしくはユーロ建てとなりますので
その時のレートによっても差異があります）
「えっ？！グランドスラムじゃないのにそんなにもらえるの？！」
と思われた方もいるかもしれませんが、それだけ規模が大きな大会と言えます。
テニスマスターズの賞金の配分は？
錦織選手は近頃ベスト４進出の常連になってきたように思います。
さて優勝の話はしましたが、
準優勝や他の成績ではどれくらいの賞金を手にすることができるのでしょうか？
簡単に言うと、
準優勝は優勝の約半分の５５００万円くらい
ベスト４はその半分の２７００万円くらい
ベスト８はまたその半分の１３００万円くらい
というようになっていきます。
今年の２月に錦織が４連覇を果たしたメンフィスオープンは「ＡＴＰ２５０」の大会となりますが、
優勝賞金は１２４０万円ほどでしたので、
マスターズのベスト８に残ったのとほぼ同じ額ということになります。
金額高騰傾向、賞金が高い？！
さて、マスターズの賞金を見てきましたが、
テニスツアー全体的に賞金が上がってきている傾向にあります。
「テニスってすごく儲かる！ベスト８で１０００万円以上なんてオイシイ！」
なんて声も聞こえそうですがプロテニスプレーヤーはお金がかかります。
世界各地の大会に出場するための交通費や宿泊代。
トップコーチと契約するとその日当は数十万円ともいわれ、
また獲得賞金の数％をインセンティブとして渡す契約をしている場合もあります。
そのほかにも帯同するトレーナーやスタッフなどの人件費、
練習環境の確保等諸経費を考えると、
最低年間１０００万円くらい
獲得しなければ賞金だけでは生活は難しいと言われるほどです。
そう考えるとマスターズで好成績をあげれば、一気に年間の活動費を稼ぐことができる、
ポイントもさることながら賞金も桁違いの大会と言えます。